2011年6月26日日曜日

2011年6月23日、デフカリオン社の記者会見~世紀のエネルギー革命の始まり

ギリシアにあって米国以外の国々にE-Catを販売しようとしているデフカリオン社(正式名称は、Defkalion Green Technologies S.A.)が2011年6月23日(ギリシア時間)に記者会見を行いました。大げさに言うと、常温核融合(低エネルギー核反応)によるエネルギー革命が公式に宣言された記念すべき日になるでしょう。今回の記者会見では実験や技術解説よりも、デフカリオン社のビジネスプランに焦点が当っていたようです。関連のニュースを幾つか拾っておきます。

まず、会見の約一週間前に招待状が届いたようです。1月の実験の時から詳細なレポートを書いてくれているイタリアのブロガーDanieleさんの所にも招待状が届き、22passiブログで紹介されていました。Jedさんの話によるとビジネスプラン中心の会見だと広報されていたようです。

この会見に合わせて、デフカリオン社のホームページも一新され、まだ情報量は少ないもののホワイトペーパー(PDF)が掲載されるなど、企業のページらしくなってきました。読者が投稿できるフォーラムも開設されています。


記者会見の様子を伝える簡単なレポートが、このフォーラムに投稿されています。

このレポートを見ると、参加者は約150名。ギリシアの産業・エネルギー大臣 Mr Xinidis、ドイツの緑の党関係者、ギリシアのニッケル鉱業会社LARCO社のプレジデントなど、錚々たる顔ぶれが参加したようです。7台のカメラが入り、報道陣としては、ギリシアの主要局、RAI、ギリシアの主要新聞社などがいたとの事です。今週の月曜か火曜には会見の模様を写した動画がYouTubeに投稿されるだろうとの事。

■引用開始(赤字は引用者による)
jhadj Posted: Thu Jun 23, 2011 5:40 pm
Hi all
Defkalion's Press Conference just finished (around 16.30 Athens time)
In Palaio Faliro Municipality Congress Center, around 150 people attended. Among them:
The Minister of Industry and Energy Mr Xinidis.Prepresentatives of political parties. Among them, The Green Party of Germany
The Major of Palaio Faliro
The President of Greek Technical Chamber
The president of the Union of Greek Chambers
The president of the Greek-Americal Chamber of commerce
Representative of the Industrial Union of North Greece
The president of the Greek nickel mining company LARCO
University professors
and other officials local and foreigners.
Press coverage: 7 cameras from Greek mainstream stations, RAI, news paper journalists from major Greek newspapers, Italian, Assosiated Press, and others.
On the stage: Prof Stremenos, A. Xanthoulis from Defkalion GT and Andrea Rossi.
A press release and a press kit in DVD was distributed to the media. A special company announcement on the event will follow on Friday 24th with details, full list of participants, photoes etc.
The event was filmed and it will be uploaded, with English subtitles, on YouTube after technical preparation (as I heard by Monday or Thusday)
Last edited by jhadj on Thu Jun 23, 2011 7:07 pm, edited 6 times in total.
■引用終了




ホームページには、デフカリオン社のミッション定義が以下のように記述されています。ここに書かれている通り、E-Catの技術は、有害な放射性廃棄物を発生せず、二酸化炭素や煤煙も発生せず、しかも将来的には家庭やモバイルで使えるほどの小型化への可能性を秘めています。20世紀は「石油の世紀」と称されますが、21世紀は「常温核融合の世紀」となるでしょう。まずは、11月の1MWプラント稼働を期待しましょう。
Mission Statement
Defkalion Green Technologies S.A. (DGT) is committed to provide all energy consuming applications with access to low cost and genuinely green energy, whilst maintaining environmentally friendly processes of production. DGT introduces a new technology into the world energy markets with products generating heat. DGT shall introduce its technology with socio-economic prudence following the global energy trends in a responsible manner.
勝手な和訳:デフカリオングリーンテクノロジ社(DGT)は、低コストで本当にグリーンであり生産時にも環境に優しいエネルギーを、エネルギーを消費する全ての機器が使えるようにしていくとお約束します。DGTは新しい技術を熱発生装置として世界のエネルギー市場に投入します。DGTは、この技術をグローバルなエネルギートレンドに従った社会経済的な節約の流れに沿ったものとして責任ある態度で提供していきます。


以上

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