2014年1月21日火曜日

ナノ銀による放射線低減現象の研究報告が1月末の研究会で行われます

高エネルギー加速器研究機構(高エネ研)で、1月28日〜30日に開催される研究会「放射線検出器とその応用」 (第28回)で、阿部宣男博士・岩崎信博士らが研究しているナノ銀による放射線低減現象の報告が行われます。
以下の研究会のホームページに開催概要が記されています。
http://rcwww.kek.jp/rdetconf/

また、プログラムの暫定版が以下で公開されています。
http://rcwww.kek.jp/rdetconf/program_tmp.pdf
研究会「放射線検出器とその応用」(第 28 回)プログラム(暫定版)
第三日 (1月30日)
Session-5 (9:00-11:00)
・・・
35. 4-5nm粒径銀粒子による土壌中セシウム放射線低減現象 -初期の線量計測定データを中心に-
阿部宜男(A)、綾部斗清(A)、坂本圭磯(A)、望月將地(A)、岩崎信(B)
(A)東京都板橋区ホタル生態環境館、(B)東北工大・共通教育センター
発表には、岩崎信先生が立たれるようです。ちょうど一年前に、同じこの研究会で「ナノスケール純銀担持体の放射性セシウム減弱効果の検証測定」が発表され、ナノ銀によって放射線が低減する実験のデータが公開されました。今回も、この研究にとって有意義な結果が発表されるよう祈っております。

ちなみに、「日本一新の会。」のブログで、平野貞夫氏が再び以下のように、このナノ銀による放射能低減実験の事に言及されています。

「脱原発」の原点は「福島原発事故の解決」に見通しを付けることである。これができなければ東京オリンピックも開催できない。東京都の防災問題の第一は、今日でも「放射能対策」だ。しかも、東京都板橋区ホタル環境館では、究極の脱原発である「30年のセシウム半減期を2ヵ月程度にする放射能低減」の実証・検証実験に成功している。この東京都で生まれた物理学の定説を修正する世界的技術の研究開発を東京都がこれまで無視してきた。知事選で採り上げ東京五輪を新しい文明のスタートにしてもらいたい。
平野氏は、「東京都」がこの研究を無視している事を批判されていますが、その前提として、科学者がこの研究の価値を認め、追試なり第三者検証なりを行なって、この不思議な現象を確認して欲しいと思います。220億円かけてJ-PARCに加速器を使った核変換の実験施設を建設するのに比べて千分の一のコストと期間で常温環境での核変換を確認できると思いますよ。

以上

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